Logic ProやGarage Bandでは、その追加モジュールの規格としてAudio Units (AU)が採用されております。
こういった規格で広く普及しているのはVSTだけども、Mac向けに公開されているVSTではけっこうAU版が用意されていることも多いです。とはいえ、たまーにVSTしかないよーってこともあります。
こんなの。
SteinbergがAUを出さないのはしかたなす。けれども、せっかく太っ腹に公開していただいているのだし、使ってみたい。
そんなときにっ!
VSTAU Manager
2012年1月4日に新しいバージョンがリリースされておりました。
インストール、と言っても、ダウンロードしてzipを伸張するだけで、実行ファイル「VSTAU Manager」が出てきます。お好みでアプリケーションフォルダに移動。
実行するとインストールされているVSTのスキャンが始まります。
こんなかんじのリストが出てくるので、、、
インストールしたいVSTを選んで「Install」ボタンを押せばOK!(commandもしくはshiftを押しながら複数選択可)
アンインストールしたいときも同様にリストから選んで「Uninstall」。左の「Status」メニューから個別に変更することもできます。
How Easy :-)
自動的にVSTのWrapper AUを作ってインストールしてくれる仕組みになっているようです。Wrapperは下記に置かれていました。
/Users/あなたのユーザ名/Library/Audio/Plug-Ins/Components
すべてのVSTが完璧に動くというわけではないようで、たとえば、VST Classics Vol.1のModel Eは動いてないみたいです。
Model Eは0入力8出力らしく、このような入出力チャンネル数のVSTを想定してなかったみたい。すぐには実装できないかもー、とのことでした。
Problem with Steinberg's VST Classics 1 (Model E Soft Synth) in Logic
とはいえ、こうして開発を続けてくださっているだけでもありがたいことだなー。
Thanks,
hiro