あらためて、サンプリング周波数について考えてみました。
なかなかにハイエンドなduet2くんは24bit/192kHzに対応しています。
量子化ビット数は、DAWで後処理することを考えると、24bitで悩むことはありませぬ。
しかしながらサンプリング周波数。はたして192kHzが必要なのかしら...
ジブン自身の耳の性能を考えるとCDと同じ44.1kHzで十分な気もします。
蚊の羽音も聴こえなくなっているならなおさら。
けれどもエレキギターを録音する、ということに限れば、ジブンの耳の性能はさておき、こんなことを考えてもいいのかも。
- ピックアップの周波数帯域
- ギターアンプ(スピーカー)の周波数帯域
と思ってWebであれこれ検索してみたところ、 すばらしいサイトを発見!
Guitar Pickup Tone Database
多くのピックアップで数kHz以降はlevelが下がり、20kHzあたりでは-20db以下になるようです。(20kHzより高周波数のデータは記載されていません。)
さらに、ギターアンプに使われているスピーカーの周波数帯域はそもそもそれほど広くはないのでした。
The Guitar Speaker Guide Website
数10Hz〜数kHz程度の周波数帯域を持つスピーカーが使われていると考えてよさそうです。
エレキギターの録音は、ギターアンプを通した音を、マイクで拾うことで行われています。
であれば、ピックアップやスピーカーを通して再現できない音はノイズのはず。
エレキギターは、ノイズが入りやすい仕組みになっているものだし。
オーディオインターフェイスを使った場合、アンプシミュレータのようなソフトを通して音を作ります。将来、S/N比が良く、周波数帯域が格段に広いピックアップ(もしくはそれに変わるもの)ができて、アンプシミュレータが、実際のアンプ以上に広い周波数帯域を再現するように設計されることがあれば違う考え方もあるんだろうけど、そうなるとすでにエレキギターの音ではなくなるのだろうし、やっぱり現状、理想はギターアンプから出てくる音のはず。
ということで、エレキギターの録音に限っては44.1kHzもしくは48kHzでOK。96kHz、192kHzは必要なし、ということにしたのでした。
ロックやるのに、んな細かいことは気にしないのかー。
Thanks,
hiro